新型インフルエンザという言葉がまるで世界をつなぐキーワードのような圧倒的な広がりを見せました。
でも、新型インフルエンザの基本的な意味がわたしにはよくわからないところもあったのです。
「豚インフルエンザ」という言葉というか病名もあったはずです。今流行ってる新型インフルエンザってとの違いはどのような違いなのでしょうか。
豚インフルエンザと人インフルエンザは全く違いますが、今回のは豚インフルと思われてたから豚インフルエンザと呼ばれていました。
臨床検査でこの新型ウイルスの多くの遺伝子が、北米で豚で普通に発生するインフルエンザウイルスに極めて似ていたから豚インフルエンザと言ったそうです。
正式にはH1N1新型インフルエンザと呼び、このウイルスが、先の理由から「豚インフルエンザ」と呼ばれていたわけです。
さらに詳しい調査で、この新型ウイルスは北米の豚で普通に流行するものとは著しく異なることが明らかになりました。
このウイルスはヨーロッパやアジアで豚に普通に流行するインフルエンザウイルスからの2つの遺伝子と、トリインフルエンザの遺伝子と、ヒトの遺伝子を持っています。

新型インフルエンザには、季節性のインフルエンザに対する予防接種は直接は効果ないようです。
新型インフルエンザが日本にきたら、発熱した人は心配して医療機関を受診するので医療現場はかなり混乱することが予想されました。
感染力が強ければ著しい変異を起こし易いのでいつ強毒になっても不思議ではありませんでした。
季節性インフルエンザは免疫によって殆どそこで感染のつながりが無くなるから著しい変異はまず起こりません。


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新型インフルエンザが今の鳥インフルエンザ（H5N1)が少し変異したくらいであれば、現在一般に使用されている季節性のインフルエンザに対する迅速診断キットで陽性になるので、普通の風邪との区別はつきます。が、新型と季節性のインフルエンザの区別はできないといわれています。
さまざまな対策が行われ病院、行政、各国、国連でやっています。
発生したら、早めに発見して、その人を隔離し治療します。
もし発見されるのが遅かったら、病気にかかってから発見されるまでに他の人に病気をうつした可能性がありますね。

強毒で感染力の強い新型インフルエンザが発生しない為に、とにかく感染者を増やさないことが重要だということですね。
ある情報機関の声明では新型インフルエンザは「２５００万人が病院にかかり、６４万人が死亡する」と言われていたりしてとても心配になった記憶があります。
一方、今流行ってる新型インフルエンザは豚、鳥、人の遺伝子を持っているとすれば、弱毒だから騒ぎすぎという意見もありましたね。
麻生首相がテレビでスポットＣＭではっきりとおっしゃってましたね。
感染力の強い今回の新型インフルエンザと、アジアで発生している強毒トリインフルエンザの接点があれば、さらに強毒で感染力の強い新型インフルエンザが発生するのではないかという懸念も依然としてささやかれているようですね。
今回の新型はあくまで普通のインフルエンザと同じような弱毒性であって、一番懸念されていた強毒性のものではありません。
致死率が高いのは最初に大きな流行となったメキシコの特殊事情にも起因しているのではないかといわれています。